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LRT─京都に走らせよう!

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京都に市電を

 京都は小さい町です。でも観光客を含めて多くの人が京都を訪れます。京都に生まれ育った私は、そんな京都が誇りです。子どもの頃、市電が縦横無尽に走っていました。車は少なく、市電を乗り継ぎ、のどかに市内を巡ったものです。市電が廃止される時、「市電を守る会」が結成され運動が広がりました。その時の会が憂慮していた通の交通渋滞があちこちで起きています。春秋の観光シーズンには、家に帰るために普段の数倍の時間を要しています。車の流入を減らして、路面電車を復活して欲しいです。古都に似合った、最新電車が町を走る、その中には全国各地から京都を訪れた人と地元の人が、和やかに会話をして、乗車している風景が思い浮かびます。

この話題へのコメント

日本初の電車が走った京都の市民として、LRT構想には環境面意外にも大きな期待を抱きます。
幼少の頃から市電が大好きだった私は、就中生まれる少し前に姿を消したN電に心惹かれました。現実離れした素人の妄言に過ぎませんが、現在でも比較的交通量が少ない西洞院通・東堀川通・中立売通を走った北野線が「象徴として残れば良かったのに」と考えたり…
一昨年、世界陸上ベルリン大会のマラソン中継で路面電車(旧東独トラム)の軌道が映った時、「電車世界初の町らしい!京都に無いのは寂しいなぁ」と、今では嵐電の一部区間以外でしか見られなくなった寂しさを感じました。
「伝統への誇り」と「新しもん好き」の両方を持ち合わせた京都には路面電車がお似合いです。LRTにもバスで導入されているチンチン電車デザインの車両が登場すれば嬉しいですね。

6月10日、11日は右京の交通問題を考える懇談会の「富山・高岡LRT視察ツアー」、8月6日、7日は京交運(交通運輸労働組合京都地方協議会)の「夏季交通視察・学習交流会」で岡山市に、さらに個人で8月12日には個人で熊本市にと、偶然が重なったのかこの夏LRT三昧でした。
 富山市では富山地方鉄道を環状化することになり、高岡市と新湊市を結ぶ万葉線は延伸を計画。岡山市では今年度中にJR吉備線をLRT化するかどうかの結論が出そうでした。熊本市でも熊電の熊本市電への乗り入れ、熊本市電の延伸が検討されています。
 上下分離方式が認められるようになってから、LRTに取り組む自治体の姿勢が積極的になったきているようです。京都市ももっと積極的に取り組んで、東大路に素敵なデザインのLRTが颯爽と走る日が早くくることを期待しています。