日本共産党の志位和夫委員長を迎えて、いっせい地方選挙・参議院選挙の勝利を目指す「日本共産党躍進大集会」が16日、京都市北区の府立体育館で開かれました。府内各地からバス85台などで8000人を超える府・市民が参加しました。
  いっせい地方選挙前半戦の府議26、京都市議23、後半戦の市町議36の各候補と7月の参院選の井上さとし比例候補、成宮まり子京都選挙区候補、衆院小選挙区6候補が志位委員長とともに壇上に勢ぞろい。「がんばれ」の声援と拍手が会場にこだましました。
 新井進府議団幹事長、山中渡京都市議団長、こくた恵二国対委員長、成宮、井上の各氏が決意を述べました。
  「京都から2大選挙勝利への大きな波をつくりだしてほしい」と切りだした志位氏は、格差と貧困、憲法と平和の問題などをとりあげ、自公の悪政を批判。さらに自公との対決軸を持たない民主党の実態を紹介し、「どの問題でも、正面から悪政の根源をつく追及をしているのは日本共産党だけ」と訴えました。
 つづいて志位氏は地方政治に話を移し、いっせい地方選挙の焦点は「自公民『オール与党』か、日本共産党かの選択だ」と指摘。▽福祉の心を持つのはどの党か▽税金の無駄づかいや不正・腐敗をただせるのはどの党か、2つのモノサシで選んでほしいと訴えました。
 「オール与党」の京都府政・市政は国保料値上げ、払えない人から国保証取り上げや、生活保護の老齢加算や母子加算の削減、歳末見舞金を廃止し、生活をいっそう苦しくしている実態を告発。一方で、京都市内高速道路や畑川ダム、舞鶴和田ふ頭など、ムダな大型公共事業に税金を使い続けていると批判しました。
 こうしたもとで京都では日本共産党が暮らし、命、福祉、雇用を守るために大きな実績をあげているとして、 志位氏は、子どもの医療費助成制度の拡充や青年雇用問題で京都は全国初の自治体の正規雇用の拡大への援助が実施されることなどを紹介。また、木津川右岸サッカースタジアムや南丹ダム建設ストップなど、1500億円もの税金の無駄づかいを廃止・縮小させた同党の役割を強調。2大選挙で日本共産党の躍進を呼びかけました。
 集会では真鍋宗平大山崎町長が、「住民の願いを生かした政治を」と訴え、向日市長選の杉本たけし候補が紹介されました。
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 日本共産党京都府委員会は同日、次の「お礼」を発表しました。
 「日本共産党躍進大集会」成功へのご協力にお礼申し上げます。
 同集会は8000人のみなさんにご参加いただき大きく成功いたしました。参加いただいたみなさん、ご協力いただいた府立体育館周辺の住民のみなさんにお礼を申し上げます。
2007年2月16日
日本共産党京都府委員会