「戦前の悪夢よみがえらせない」秘密法廃止訴え 京都弁護士会
京都弁護士会(白浜徹朗会長)は5月22日夕、「私たちの知る権利を脅かす 秘密保護法に反対します!」の横断幕をかかげ、同法の廃止を求める宣伝を京都市下京区で行いました。
マイクを握った同会秘密保護法対策本部本部長の白浜会長は、政府が、解釈で憲法を変えようとする動きと合わせて、同法が適応されれば、国民に知らされないまま悪法が成立する危険性を指摘。「戦前の悪夢をよみがえらせないために廃止を(政府に)働きかけたい」と訴えました。
同会副会長の福山和人弁護士は、「人権を守るためには秘密があってはいけない」と秘密保護法の問題点をあげ、国民の人権を守る弁護士が一致団結して廃止を求めていることを強調し、署名の協力を呼びかけました。
通りかかった人々は、「今の世の中の動きは怖い」と署名に応じていました。