宣伝強化の方針を確認 京都ヒューマンユニオン1周年
京都府内の福祉、医療、公務にかかわる3つの労働組合が共同し、労働相談や労働組合結成などの援助に取り組む「京都ヒューマンユニオンセンター」がこのほど設立1周年を迎え7日、ラボール京都で2006年度の総会を行いました。
同センターは福祉保育労労働組合京都地本、京都医療労働組合連合会、京都自治体労働組合総連合で3単産で構成。常駐の相談員を置き、京都総評の労働相談センターとも連携して、のべ217件(06年3月まで)の相談に応じ、その中で17人が組合に加入しています。
総会では、吉岡勝福祉保育労京都地本書記長が基本報告。吉岡氏は、「センターの知名度が低い中で、数多くの相談が寄せられ、解決してきた」と評し、今後、ポスター掲示や毎月の街頭宣伝などの宣伝強化と職場訪問などを通じた「組織化」活動を強めること提案しまた。参加者からは、「組織化は大変ですが、産別の労働組合とも連携しながら、労組への加入に取り組んでいきたい」などの発言が出されました。