向日市で原発撤退を求める意見書可決
向日市議会は9月27日、「原子力発電からの撤退を求める意見書」を賛成多数で可決しました。日本共産党は賛成し、自民、民主、公明は反対しました。
同意見書では、向日市が14基の福井原発から約65キロに位置し、原発被害は他人ごとでなく不安と危険を覚えているとし、国に対して、期限を定めて原子力発電から撤退し代替エネルギーに転換した新たなエネルギー政策を定めること▽30年を超え、高経年化している原子力発電所の運転延長を認めないこと▽緊急時計画区域(EPZ)などの安全基準の抜本的な見直し▽防災対策のために避難道路や避難施設を早急に整備すること▽原子力安全・保安院は経済産業省からの分離・独立を図ること▽放出された放射能から子どもを守るために環境や食品の放射能測定、除染、その他あらゆる方策を講じ、情報公開すること-などを求めています。