市田書記局長「共産党大きくして格差社会なくそう」 スタート集会に2500人
日本共産党京都府委員会、京都府日本共産党後援会は9日夜、京都市左京区の京都会館第1ホールで、市田忠義書記局長を迎えて「2007 参院選・いっせい地方選挙勝利スタート大集会」を行い、2500人が参加。07年政治戦の勝利を誓い合いました。
市田忠義書記局長は講演で、教育基本法の改悪、憲法改正問題について、「教育の危機の原因は基本法の理念を踏みにじってきた自民党政治にある」と批判し、「改憲のねらいが、日本がアメリカといっしょに戦争をするうえで邪魔になる9条を変えることにある」と強調しました。また、「2大政党制づくり」を目指す民主党について、「耐震偽装問題、ライブドア問題などの原因となった規制緩和を率先して進めてきた」と批判。「日本共産党が大きくなることこそ、格差社会をなくし、安心して暮らせる確かな道です。力をつくして奮とうすれば勝利できる」と訴えました。
井上さとし参院議員(参院国対委員長)・比例候補、成宮まり子参院京都選挙区候補、こくた恵二衆院議員(衆院国対委員長)、松尾孝府議団長、山中わたる市議団長らが決意を表明。6日に発表した小選挙区候補5氏、いっせい地方選挙候補55氏、中間選挙候補16氏が紹介されました。最後に、渡辺和俊府委員長が07年政治戦の必勝を訴えました。
大集会では、成宮候補の経歴、人柄、思いなどをスライドやインタビューで紹介する「まり子の部屋」も行われました。