山科区日本共産党後援会主催の「親子で楽しむ ほたる鑑賞の夕べ」が、6月10日(土)午後7時から8時30分まで山科区の安朱自治会館で行われ、30名が参加。ほたる愛好家の話を聞いた後、近くの安祥寺川に出て、暗闇の河辺を幻想的に舞う蛍を鑑賞し、楽しいひとときを過ごしました。
 「鑑賞の夕べ」には山科区在住でほたる愛好家の佐々木闊夫さん(写真)から「ほたるの話」を聞きました。佐々木さんは、自らゲンジボタルを育てている経験を披露。蛍の餌となるカワニナを育てることから始め、蛍が卵から成虫になるまでの生育の様子をいろいろなエピソードも交えながら話をし、参加者は熱心に聞き入っていました。日本共産党の本庄孝夫府会議員もあいさつの中で、「山科ほたるネットワーク」の活動や「山科ほたる地図」が作成されていることなどを紹介しました。
 講演後、参加者は安祥寺川河辺で、夜の暗闇の中を幻想的に舞う蛍の姿を鑑賞しました。参加した50代男性は、「恒例の行事で毎年楽しみにしている。今年は天候のせいか、少し出るのが遅いようだ。いろいろな取り組みの結果、山科に蛍が増えてきてうれしい。」と話していました。(鏡山次郎)