弁護士FORの会宣伝 京都の弁護士らでつくる「中村和雄を京都市長にする弁護士FORの会」(尾藤廣喜会長)は27日、京都市下京区の四条烏丸交差点で「中村さんを京都市長に」と街頭宣伝しました。弁護士15人が参加しました。
 中村氏は、「働きたくても働く場がなくなっている」と切り出し市内の倒産件数が政令市で2番目に悪いこと、非正規労働者が6割にのぼっていることなど指摘。「公契約条例の実現で京都市から最低賃金1000円の仕事をつくります。新しい京都を一緒に実現しよう」と訴えました。
 尾藤弁護士は、生活保護受給者が205万人を超え過去最多となっている原因について、「働けない、働いても生活できる賃金のない人が増加しているため」と指摘。また京都市の国保料が3年連続引き上げで払えない保険になっているとのべ、「中村さんは公契約条例で京都に生活できる賃金の仕事をつくり、払える国保料に引き下げると訴えている。中村さんで安心して暮らせる京都にしよう」と呼びかけました。
 また、中村氏の確認団体「市政刷新の会」代表の出口治男弁護士は、水俣病京都訴訟弁護団を中村弁護士と務めた経験を紹介。「中村さんは被害者に優しく、責任のある企業や県、国、御用学者には厳しく怒っておられた。今、原発事故で避難している福島県民にやさしく、電力会社や国には厳しく『脱原発』を迫ろうとしている。中村市長実現で人間に優しい京都にしよう」と訴えました。