教基法を廃案に追い込もう 府立高校教組
京都府立高等学校教職員組合(寺内寿委員長)は9、10の両日、京都市左京区の京都教育文化センターで第61回定期大会を開き、▽憲法、教育基本法改悪阻止のたたかいを重点課題として総力をあげる▽「参加と共同の学校づくり」をすすめる▽高校統廃合や入試再編の改悪に反対、などの06年運動方針と「教基法改悪案を廃案に追い込もう」の特別決議、大会アピールを採択しました。
寺内委員長は、教育基本法改悪を許すなの国民世論づくりの先頭に立って奮闘しようとあいさつ。
来ひんとして日本共産党の成宮まり子参院議員京都選挙区候補があいさつし、教基法改悪案の廃案にいっしょに全力をあげる決意を述べました。
発言では、養護学校の教育条件をめぐって、南部で過密化が一層すすんでいる実態や児童、生徒の送迎の民間委託化での問題点が出され、早期建設と教育条件の整備を求める声が出ました。
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紹介された新役員は次の通り(敬称略)です。
▽執行委員長=寺内寿▽副執行委員長=佐古田博、永崎靖彦、小森直幸、▽書記長=河口隆洋(いずれも再)。