核兵器も原発もなくそう 12・8京都革新懇宣伝
太平洋戦争開戦70周年の8日、京都革新懇は京都市下京区の四条河原町交差点付近で、核兵器廃絶と原発ゼロを訴える署名を呼びかけました。
来年1月22日告示の京都市長選に立候補する中村和雄弁護士も参加。京都市が福井県の原発から60キロしかはなれていないとのべ、「市民を被ばくから守るべく、京都から脱原発を宣言します。関電の株主総会で脱原発を迫ります。脱原発都市の京都をつくろう」と呼びかけました。
森川明弁護士は、真珠湾攻撃で始まった太平洋戦争は、核兵器が落とされ、アジア諸国民が虐殺される結果を招いたとのべ、「戦争を防ぐには、しっかり世の中を科学的に見ることが大切。原発でも『安全神話』にだまされていた。核兵器も原発もなくそう」と訴えました。
署名した女性(79)は「戦争で家族を失った。人の命を奪う核兵器も原発もいや。絶対反対です」とのべ、子連れの女性(28)は「原発がなくても生活できる。事故の危険があるなら早くなくしてほしい」と話していました。