地球の環境をよくする会講演会 京都市北区の住民団体「地域の環境をよくする会」の第12回総会と講演会が17日、同区で開かれ、34人が参加しました。
 講演会では、福井県小浜市で反原発運動に取り組んできた明通寺の中島哲演住職が若狭の原発群の状況、立地と住民のたたかいの歴史を語りました。中島氏は14基ある若狭原発群が京都に近く、集中化、老朽化している特徴と住民の不安をのべ、来年2月には14基すべて稼働停止になることから、原発推進勢力とのせめぎあいになるとして、反原発運動の重要性を強調しました。
 総会では、鴨川の清流保全、ゴミ行政の改善、まちづくりと交通対策、脱原発と温暖化ストップにむけた地域の取り組みなどを交流し、今後の活動方針を申し合わせました。(櫻井廣明)