脱原発市長を京都から 勝手連が記者会見
来年1月22日告示の京都市長選に向けて結成された、「中村和雄さんを市長にしよう!勝手連」は28日、京都市内で記者会見し、「勝手連」発足の経過と1月8日に行う集会について発表しました。
事務局を務める田中愛子さんが、「勝手連」について「10月、脱原発を明確にして行動してくれる中村さんを市長にしたいと仲間が集まって発足した。原発問題だけでなく、格差教育、非正規雇用、京都会館建て替えを進める市政を変えたいと200人を超える賛同者が集まっている」と説明。1月8日午後1時半から、東山いきいき市民活動センター(東山区)で開催する「こんな京都をつくりたい」と題した集会について、「一人でも多くの人に参加してもらい、中村さんのことを知ってほしい。そのチャンスを作っていくのが、私たちの役割」と述べました。
原発問題の講演会を各地で行っている、フリーライターの守田敏也さんは「脱原発のうねりを京都から発信したい。中村市長実現で市政を変えるとともに、国のあり方も変えていきたい」と訴えました。
同席した中村氏は、「新しい市政を作りたいと願っている市民が数多くいる。脱原発、公契約条例、市役所改革の3つを重点にした市政刷新プログラム実現へ、市民と力を合わせたい」と述べました。