くらし応援する京丹後市長を 「会」が要求交流集会
京丹後市長選(4月15日告示、22日投票)に向けて、労組、民主団体、日本共産党など20を超える団体でつくる「新しい京丹後市をつくる会」(石井内海代表委員)は3日、同市内の峰山総合福祉センターで暮らしを応援する市政を求めて要求交流集会を行い、90人が参加しました。
あいさつした石井代表委員は、住宅改修助成制度の実現やし尿処理、下水道料金の値上げを阻止するなど同会の運動が着実に進んできたことを紹介。「市民の目線で市民に優しい市政に、国や府の悪政に物を言える人物で今度こそ新しい市政を」と訴えました。また、同会が推薦する候補者を▽憲法を暮らしに生かす21世紀の京丹後市にふさわしい▽清潔、勇気、知性、行動力あふれる▽無党派を初め幅広い市民の結集がはかれる―の3点の選考基準で選び、近日発表することを報告しました。
各団体の要求や活動報告では、「税と社会保障の一体改革の反対の先頭にたつ」(年金者組合)、「障害がある人にも住みやすい地域を」(福保労)、「医療、教育など子育てしやすい地域を」(3児の母親)などの発言がありました。
藤原利昭事務局長が要求実現の行動を提起。同市議会に2月17日に提出した、「消費税率10%へのアップと社会保障の切捨て中止を求める陳情」の意見聴取会(6日)へ向け現在2000人分を超えた署名をさらに広げ4000筆を目指すことなどが提案されました。
また、市長選での重点政策の概要説明と日本共産党京都府委員会の福代慶典政策宣伝部長を講師に同党の「社会保障充実、財政危機打開の提言」(2月7日発表)の学習会も行われました。