バイバイ原発3・11城陽集会 原発廃止を求める「バイバイ原発 3・11城陽集会」が11日、城陽市内で行われ、160人が参加しました。集会後、参加者は市内をデモ行進し、脱原発を訴えました。
 「原発ゼロをめざす城陽の会」が主催したもの。近鉄寺田駅前で開かれた集会では、震災が起きた午後2時46分に、黙とうをしました。福島市から京都へ避難してきた阿部裕子さん(47)ら被災者が「私たちの大切なふるさとが放射能で全て汚されている。原発はいらないと訴え続けたい」と話しました。地元の環境団体「未来をつむぐ母の会」の石原章子さん(36)は、「放射能から子どもを守るため、家族と別れて避難している母子家族は、経済的にも精神的にも大きな負担を負っている。救済策が必要だ」と訴えました。
 デモ行進はJR城陽駅前までのコース。「原発再稼働反対」などと書かれたのぼりやプラカードを手に、「ノーモア福島」と声を挙げました。
 友人から誘われ、初めて原発反対の集会に参加した矢間寛章さん(19)は「原発にはこれまで、関心を持っていませんでした。事故以来、原発は無くさなあかんと痛感しています」と話していました。