大飯原発再稼働中止を 共産党、宇治市長に申し入れ
日本共産党宇治市議団(水谷修団長、6人)は9日、関西電力大飯原発の再稼働問題で同市の久保田勇市長に対し、関西電力・大飯原発3・4号機の再稼働中止と同市への放射線物質拡散予測を明らかにすることを求め、申し入れしました。
申し入れ文では、政府が「安全基準」を作成したことについて、福島第1原発事故の原因究明もできていないもとでは決められないものと批判。「本格的な安全対策は先延ばしする内容です。再稼働ありきで無理押しで再稼働することは許されません」とのべ、政府と関西電力に再稼働中止の申し入れをするよう求めています。
また、京都府が3月に明らかにした関西電力高浜原発の事故時の放射線物質拡散予測結果で、同市への影響の詳細が不明となっていると指摘。「宇治市への放射線物質拡散予測を明らかにするよう、京都府や関係機関に申し入れること」と求めています。