住民監査請求 京都市が進める京都会館(左京区岡崎)の全面建て替え計画について、地元住民ら775人が17日、建物の解体中止を求めて住民監査請求をしました。
 住民の代表ら8人が監査委員会を訪れ、同請求書を提出しました。請求では京都会館の歴史的、文化的価値は極めて高く、取り壊しは「財産の効率的運用」を定めた地方財政法8条に違反すると主張。建て替えのため、高さ制限を15メートルから31メートルに緩和したことも、市眺望景観創生条例に違反するとしています。