21日朝、京都では282年ぶりとなる金環日食が起こりました。世紀の天体ショーを見ようと、道路や公園では早朝から日食めがねを使って観察する子どもたちの姿がみられました。
京都市内では、午前6時17分から食が始まり、同7時30分に太陽の中心部が月に隠され細いリング状となりました。近くの公園では、午前7時過ぎから親子が観察を始め、「あっ、欠け始めてる」「見て見て、指輪みたい」「うわ、きれい」などと歓声を上げていました。
今回の金環日食は、九州から東北地域まで太平洋側を中心に日本の広範囲で起こりましたが、一部曇り空や雨模様のところもあって残念ながら見られなかった場所もあったようです。(仲野良典)