脱原発ウォーク 政府が大飯原発再稼動を強行しようとする中、「再稼動を許さず、原発をゼロにしよう」と「宇治・城陽・久御山6.2脱原発ウォーク」が2日、宇治、城陽両市で行われ、170人が両市役所間を歩きました。
 「原発をなくそう」「再稼動は許せない」という一点で立場や上部団体の違いを超えて、宇治、城陽両市と久御山町の住民らで結成された実行委員会の主催。
 宇治市役所前で行われた出発集会で、実行委員会を代表して日本共産党の水谷修宇治市議があいさつし、「大飯原発から80キロ圏内の私たちの地域は事故があれば、影響を避けることはできない。大飯原発の再稼働を認めることはできない」と話しました。
 各団体の代表が次々とリレートークし、「大飯原発再稼動に地元同意が取れたというが、そうではないと声を知事らに届けていきたい」(原発ゼロをめざす城陽の会)、「測定所に福島から避難されてきた人もいる。再稼動は論外だ」(京都市民放射能測定所)などと訴えました。
 参加者らは、「原発ゼロの日本にしよう!」「大飯原発再稼動反対!」と呼びかけ、家や車から手を振る人の姿が目立ちました。
 参加した25歳の女性は、「関西広域連合が再稼動を容認したので、市民が反対の声をあげていかないといけないと思い参加しました。今が正念場だと思います」と話しました。
 日本共産党からは、かみじょう亮一衆院京都6区予定候補らも参加しました。(山手四郎)