命の行進 「社会保障と税の一体改革」反対を訴えて大阪~東京間をデモ行進する、全日本年金者組合の「命の行進」が5月31日、6月1日の両日、京都入りしました。のべ230人が参加し、八幡市、京都市内を行進。府、京都市に年金制度の充実、消費税増税中止などを求める申し入れを行いました。
 同行進は、「社会保障と税の一体改革」関連法案が審議入りしたことに抗議し、取り組まれているもの。大阪市を5月30日に出発し、6月20日東京を目指します。
 1日、京都市伏見区の伏見港公園で開かれた集会では、同組合京都府本部の吉田靖書記長があいさつし、「闘いの輪を広げに広げ、一体改革を止めさせよう」と訴えました。参加者は、「年金下げるな」「消費税増税反対」と書かれたTシャツを着て、通行人にアピールしました。
 府、市への申し入れでは、○最低保障年金制度の創設○年金給付額の引き下げ中止○特別養護老人ホーム待機者の早期解消-など21項目の要望書を提出しました。
 全行程を歩く決意をし、大阪から行進に参加している竹内賢治さん(64)=向日市=は、「一体改革への怒りを訴えることのできる絶好のチャンス。最後まで歩き通したい」と話しています。