未来につながる“縁”第8回原爆展 「未来につながる“縁”第8回原爆展2012」が4日、京都市北区の佛教大学で始まりました。同大社会福祉学部の学生ら約30人でつくる実行委員会が開いたもの。6日まで。
 会場には、日本被団協作製のパネル「原爆と人間」など約70点や学生が作った「平和」「戦争」「原発」の3つのテーマについて説明した文章やイラストを貼り付けた「平和のサイコロ」などが展示されています。初日のこの日は、2人の被爆者による講演会や、チェルノブイリ事故による子どもたちへの放射能被害を題材にした映画「チェルノブイリハート」の上映会が行われました。
 スタッフの男子学生は「同世代の人に平和について考えてほしい。過去の歴史を子ども達にも伝えていきたいので、分かりやすい展示になるよう心がけました。ぜひ来て下さい」と話しています。
 展示は、1号館506教室で9時~16時まで。映画「チェルノブイリハート」上映会は、1号館505教室で5日16時、6日14時半と16時10分。5日の14時半から5号館301教室で、福島からの避難者の西山祐子さんが講演します。問い合わせkuroiwa@bukkyo-u.ac.jp(黒岩)。