9回目の原発ゼロパレード 伏見で90人
9回目となる伏見での原発ゼロパレードが14日夕、伏見区内で行われました。出発時60人がデモ終了時には90人と沿道からの参加が目立ちました。
「再稼働反対」「子どもを守れ」「大飯を止めろ」などシュプレヒコールを上げながら、太鼓やトロンボーン、タンバリンなどの楽器を鳴らしてアピール。着物や浴衣姿の男女、ベビーカーを押すお母さんなど老若男女の行進に、女性や沿道からは拍手や手を振る人、携帯カメラで写真を撮る人もいました。
昨年6月から各地のデモに参加している本田泰さん(46)は大阪市からの参加。ニコニコ生放送というネット内の番組で医者が福島の子どもが危ないと訴えている動画を見て、その危険性の高さに驚き、何かしなければと思って行動を始めました。「デモは今回で23回目。関電本社前や大飯原発前も行きました。地域でもデモがあることをツイッターで知り、大阪から来ました。伏見は色んな人がいて面白い」と言います。
今回初めての参加というのはgomiさん(28)。「いつも歩いている地元の町と違って見えました。楽しかったな。原発全廃には賛成ではないのですが、野田総理のあまりにも子どもじみた再稼働の記者会見に怒りが沸きました。未来のエネルギービジョンもないのに再稼働なんておかしい」と話し、デモの最後尾で声を上げていました。
日本共産党の清水ただし衆院近畿比例ブロック候補と石村かず子衆院3区候補も参加しました。