関電支店前アピール 毎週金曜の全国の原発なくそうとアピールする行動に呼応した関西電力京都支店前スタンディングアピールが17日行われ、市民200人が参加しました。参加者らは大飯原発の停止や原子力規制委員会の人事案撤回などを訴えました。
 5歳の娘とともに声をそろえて「福島を忘れるな!再稼働撤回!」とシュプレヒコールした岡崎絢子さん(35)は、「3回目の参加です。2度と原発事故を繰り返してはいけない。政治のことはよくわからないけど、民主党政権が国民のほうを向いていないことははっきりしている。国民の声に耳を傾けさせるよう訴え続けたい」と話します。
 昨年、千葉県から放射能に不安で京都に引っ越してきたフィンドレイ麻紀さん(43)は、オーストラリア人の夫と娘と参加。「今の国民を無視する政治を許してはいけない。政治に『おかしい』と声をあげるラストチャンスのように感じる。原子力規制委員会の人事案のようなものを、国民無視で勝手にできない政治にしたい」と語りました。
 また初参加という同志社大学学生の坂本美咲さん(19)は、「実家が滋賀県彦根市です。琵琶湖を汚してほしくない。民主党は政局をごたごたしている場合じゃない。国民の声を聞いた政治をしてほしい」と述べました。