改憲、強権政治か国民の暮らし第1か! 衆院京都4区で共産党演説会
日本共産党京都衆院4区の演説会が9月30日、台風による暴風雨の中、南丹市と京都市西京区で行われ、計約280人が参加し、井上哲士参院議員、堀内照文衆院近畿比例候補、吉田幸一4区候補が総選挙での同党の躍進を訴えました。
西京区の新林センターで開かれた演説会には、雨の中約100人が参加しました。井上議員は、政権を投げ出した自民党の安倍新総裁と公約違反を続ける野田首相は2大政党で悪政の競い合いをしており、「日本維新の会」の橋下代表も安倍にエールを送る同じ“タカ派”だと批判。「貧困と格差の拡大の政治、改憲、強権政治を進める潮流か、いのちと暮らし第1に憲法と国民の生活を守る日本共産党かの対決が鮮明だ」と強調しました。そして、領土問題で歴史的事実と道理に立った提言を示して中国大使と会談したことがインターネット動画などで注目を集めていることを紹介。自民・民主両党に出来ない理由として侵略戦争への反省がなく、憲法9条に沿った平和的解決の立場に立てないからだと述べました。そして、「企業献金も政党助成金ももらっていない政党だからこそ内政、外交でも新しい政治の展望を切り開ける」と総選挙での支援を呼びかけました。
堀内候補は、消費税増税をしなくても財政再建の道はあるとした同党の提言や福島でのボランティ体験を紹介し、一刻も早い原発ゼロの実現を訴えました。
吉田候補は、若者の深刻な雇用問題に触れ、政治の責任で雇用拡大や時給1000円を実現させたいと訴え、「増税で将来不安をあおる政治でなく、正社員が当り前の社会をつくろう」と呼びかけました。