絵手紙で感謝の気持ちを伝えようと始まった「絵手紙コスモスの会」が10周年を迎え、下京区のひと・まち交流館京都で、会員30人の作品展が開かれています。29日まで。
会場にはハガキや和紙に描かれた花や野菜、果物などに、家族や友人、恵みへの感謝の言葉が添えられています。ホウレンソウには「元気下さい今日の1日」、つやのあるブドウには「もぎたていかが」など、「おいしそう」の声も。
同会代表の片野福子さん(69)は「ヘタがいい、ヘタでいいをモットーに自分の心の内を自由に描こうと始めました。ハガキ1枚で地球のどこへでも行く絵手紙。私は平和を伝えていきたいと思っています」と話しています。