平和・原発・くらしを考える会 「原発の安全神話にだまされず、命と暮らしを守り、原発ゼロをめざそう」と27日、「平和・原発・くらしを考える会」の設立会が京都市左京区の京都教育文化センターで開かれました。
 同会は、京都在住の戦争体験者の話をまとめた冊子『大きな騙(だま)しは怖(こわ)い』を作った(3月)メンバーが中心となって発足させたもの。
 冊子は、「日本は神国」と称して戦争に進んだ過去と原発の「安全神話」がまかり通ってきた現代とを重ね合わせ、「だまされてはいけない」との願いを込めて作られました。
 この日、同会の代表世話人となった棚橋啓一さんは「冊子普及の広がりに励まされ、会をつくることになりました。だましを見抜くには学習が大事です。暮らしと平和・原発を大いに学び、考え、地域に根をはって行動していこう」と呼びかけました。