「再発防止は基地撤去しかない」 沖縄米兵住居侵入・暴行事件で京都自治労連が抗議声明
沖縄県読谷村で2日未明、米軍嘉手納基地所属の米兵(24)が女性会社員宅に侵入し、屋内にいた男子中学生に暴行を加えた事件で、京都自治労連(池田豊執行委員長)は同日、「反省・お詫びはもういらない、米軍は日本から出ていけ」とした抗議声明を発表し、オバマ米大統領、野田首相らに送付しました。
声明では、先月16日の米海軍兵2人による集団強姦致傷事件を受けた「綱紀粛正」「夜間外出禁止令」が何の歯止めにもならず、再発防止のためには基地撤去以外にないことを示したと指摘。「極めて遺憾」「言語道断」を述べるだけで危険なオスプレイの飛行や日常的な米兵犯罪を容認する日本政府の姿勢を厳しく批判し、「地域を脅かし、平和な地域振興を阻害し、住民の安全を奪う米軍基地は沖縄、日本から出ていくしかない」と抗議しています。