高齢者向けバス補助を 京田辺市議団が報告会
日本共産党京田辺市議団の議会報告懇談会が21日、京田辺市北部地域で開かれ17人が参加しました。同市議団は10月27日に市全体の議会報告会を南部地域で開催していますが、北部地域でも開いてほしいという要望を受けての開催。
水野恭子議員が9月市議会、青木こうじろう議員が決算特別委員会の審議内容についてそれぞれ報告し、参加者と懇談しました。
懇談では「年金者組合で国保税の1世帯1万円の引き下げや、高齢者の人間ドック補助の充実、高齢者向けバス代補助の実施などの要望署名に取り組もう。高齢者が元気に暮らせるためにも外出しやすいようバス代補助は必要ではないか」との声が出されました。また、「毎月、市役所から医療費の通知をしてくるが本当に必要なのか。郵送代がもったいない」、「学校のトイレをもっときれいにしてほしい。洋式トイレも増やしてほしい。地元の小学校では洋式トイレが少なくて子どもが並んで待っていることもある」などの疑問や要求も出されました。
さらに、「市職員で非正規雇用が半分を超えているのには驚いた。問題はないのか」、「通学路の安全対策の計画を市民に知らせてほしい」、「点字ブロックをきちんとつけてほしい」などの要望も出されました。
このほか、介護保険制度にかかわって、同居している親の介護認定が去年の更新で1ランク下がったことについて「どう見ても去年より良くなっているようには見えない。市の訪問調査員は毎年来る人が変わっており、調査といっても質問だけでマニュアルに書かれていることを読み上げるだけで心が通っていないのではないか。せめて毎年同じ人が状況を調べられるようにしてほしい」との切実な声も出されました。これには水野議員が「要介護度の訪問調査員は、資格をもっているが正職員でなく嘱託職員任せになっている。その改善が必要だし、せめて毎年同じ人に来てほしいというのはその通りだと思います」と答えました。