総選挙が4日公示(16日投開票)されます。60年続いた「自民党型政治」のゆがみを断ち切り、「国民が主人公の新しい日本を」と訴える日本共産党に期待が高まっています。各界各層の声を紹介します。

消費増税ストップを

 昨年の福島第1原発事故以来、2人の子どもを健康に育てられるのだろうか、食の安全に心痛めてきました。
 自分で食材の放射能を測定するしかないと決心し、放射能測定器を設置した「ノンベクレル食堂」を10月から始めました。
 原発に関心を持つようになったのは86年のチェルノブイリ原発事故からです。それ以来、反原発の運動にかかわってきました。
 93年には、アメリカのニューメキシコ州にある露天掘りウラン鉱山跡地を訪れました。ここは、先住民の居留地です。採掘に携わった先住民の多くは肺がんに苦しみ、障害を持った子どもたちがいました。この姿に衝撃を受けました。
 先住民は、米国や日本の原発の犠牲になってきましたが、今や僕たちも先住民と一緒です。政府は、福島の事故による被災者を切り捨てています。そして、食の安全をないがしろにして、米国言いなりでTPPに参加しようとしています。
 反原発、アメリカ言いなりの政治に反対している政党は、日本共産党しか知りません。
 国民の命を軽んじて原発推進、TPPに参加する、こんな政治を絶対に止めてほしいと思います。(11月18日の左京区演説会での訴え)(「週刊しんぶん京都民報」2012年12月2日付掲載)