米軍レーダー配備に反対 共産党が声明、申し入れ
日米両政府は2月26日、米軍のミサイル追尾の高性能レーダー「Xバンドレーダー」を京丹後市の航空自衛隊経ヶ岬分屯基地に配備することを発表しました。日本共産党京都府委員会、同府議団、同京丹後市議団は同日、同レーダー配備に反対する声明を発表し、府知事、京丹後市長に配備に反対するよう申し入れました。
同レーダーは現在、青森県つがる市の航空自衛隊車力分屯基地に配備。同月23日の日米首脳会談で安倍晋三首相とオバマ大統領が追加配備の方針を確認していました。
同声明では、日米両政府に対し「レーダー基地配備計画は、平和を脅かし、府民を戦争に巻き込む恐れのあるもので強く抗議する」と表明。地元の京丹後市長が懸念を表明するなど、地元に全く説明せず強引に進めたことを批判し、配備反対を求めています。
府への申し入れには倉林明子参院京都選挙区候補が参加し、レーダー配備に反対するよう強く求めました。