学費軽減へ力合わせて 井上参院議員、私学助成の会と懇談
日本共産党の井上哲士参院議員・参院国会対策委員長は2月22日、東京都の国会内で「京都私学助成をすすめる会」の訪問を受け、私立高校生の学費の大幅軽減などについて懇談しました。
同会は、私立高校での高い学費負担(年43万円)の軽減や教育予算拡充などを求めて活動。就学支援金制度や私学の経常費助成拡充などを求める請願署名は、昨年末段階で全国725万人、府内で24万人分が寄せられています。
同日は井上議員と府内の保護者・教員らが懇談。ある保護者は、「私学に子ども2人を通わせていて、生活が厳しい。学校を辞める子やクラブができずにアルバイトをしている生徒もいます。未来ある子どもたちは希望する学校に通わせてあげたい」と述べ、別の保護者は「支援制度が毎年大きく変わる。制度変更で負担が増えれば辞めなくてはいけません。子どもに責任はないので、最後まで通えるようにしてほしい」と訴えました。
井上議員は「ひとりあたりの公費負担が、公立か私立かによって違うのはおかしい。子どもたちが自由に学校を選び、学べるようしたい。署名と皆さんの思いをしっかり受け止めてがんばりたい」と私学助成拡充への決意を述べました。