4・28「主権回復の日」に抗議 キャンパスプラザで市民集会
サンフランシスコ条約が発効した(1952年)28日、政府主催で「主権回復の日」式典が開催されることに抗議し、市民らが集会「異議あり!『主権回復の日』」(同実行委員会主催)を同日午後1時半から、京都市下京区のキャンパスプラザ京都で開きます。
歴史学者(近現代史)の原田敬一・佛教大学教授が「ポツダム・サンフランシスコ体制とその後―高校日本史と歴史認識」と題して講演するほか、米軍の土地強奪と人権
1952年4月28日は、サンフランシスコ条約と同日発効した日米安保条約によって、日本が形式的に独立したものの米国への従属的な地位に縛り付けられた「従属と屈辱の日」。沖縄、奄美、小笠原が日本から切り離されてアメリカの支配下に置かれ、千島列島も放棄させられました。
実行委員会では「安倍内閣は、『憲法は占領軍に押し付けられた』として、『改憲』と『主権回復の日』を1つのものとして進めている。改憲に不同意であることを示したい」と話しています。
午後1時開場。無料。問い合わせ先TEL075・465・5451(「福祉の広場」)。