市民要求が前進 宇治市政要求懇談会
日本共産党宇治市議団(水谷修団長、6人)は27日、宇治生涯学習センターで「市政要求懇談会」を開催しました。
水谷修団長は、宇治市3月議会は、市長選後初の予算議会で、市民的運動と市議会論戦との連携で要求が前進したと指摘。また一方で、山本新市政が暮らしや子育て、まちづくりの課題で市民の期待に応えられない市政であることも明らかになったと報告しました。
あいさつに立った前窪義由紀府議は、京都府の新年度予算について、防災や道路補修など必要な予算以外に、天ヶ瀬ダム再開発など不要不急の大型事業が含まれていると指摘。地元業者に仕事がまわる地域循環型の景気対策の緊急性を訴えました。
要求懇談では、生活保護制度を守る取り組みが呼びかけられたほか、バス路線廃止による不便さ、保育所待機児問題、敬老祝い金廃止などへの不満が出されました。
水谷団長は、まとめで、今日出された意見や要望は、政治や経済のゆがみを反映していると述べました。最後にあらためて、新しい政治の流れを、住民のみなさんと力を合わせてつくっていきたい、と決意を表明しました。