橋下氏の発言撤回、辞職を求める 京都の共産党女性議員50人が声明
日本維新の会の橋下徹共同代表・大阪市長の「慰安婦は必要」との発言に対して15日、日本共産党の京都府内女性議員50人が連名で、発言の撤回・謝罪と市長辞職を求める声明を発表しました。
女性議員は倉林明子京都市議(参院京都選挙区候補)を先頭に、府議、京都市議ほか14市6町1村の議員が名を連ねています。
声明は、橋下氏の発言について、「女性をあたかも性の道具として扱い、ひいては人間の尊厳をおとしめるもので、女性として絶対に許すことはできません」と指摘。また、同氏が沖縄の海兵隊司令官に「風俗業を活用してほしい」と求めたことについて、「米兵等による女性や子どもへの事件があいついでいる原因を全く捻じ曲げ、基地被害に苦しむすべての皆さんを
さらに、同氏がインターネット上で同様の発言を繰り返したほか、日本維新の会の石原慎太郎共同代表が擁護する発言をしたことなどを挙げ、「言語道断であり、私たちは満身の怒りを表明するものです。政治家としての資質も資格もない橋下徹氏の妄言の撤回と謝罪、市長辞職を強く求めるものです」と訴えています。