女性議員が抗議宣伝 日本維新の会の橋下徹共同代表・大阪市長の「慰安婦は必要」との発言問題で日本共産党京都府委員会(渡辺和俊委員長)は15日、京都府内の女性議員を先頭に京都市下京区の四条河原町で抗議宣伝を行いました。
 宣伝には、山内佳子、西脇郁子、馬場紘平の各府議、玉本なるみ、蔵田共子、河合葉子、加藤あいの各京都市議が参加。メンバーは同日発表した同党の府内女性議員50人による抗議声明を配り、「公人としての資格のない橋下市長は発言を撤回し、辞職すべき」と訴えました。
 蔵田市議は、同日の参院予算委員会で同党の井上哲士参院議員が安倍首相に発言問題の認識を追及したことを紹介。「安倍首相は橋下氏の発言が問題だ、間違っていたとはっきり述べなかった。安倍首相自身が過去の戦争を『侵略』と認めない歴史認識で、改憲勢力の本性を明らかにしている」と批判しました。
 声明を受け取った京都市上京区在住の女性(44)は、「びっくりする発言ですね。(女性の人格を)考えない態度はもってのほかで、許せない。こんな人は政治家をすぐやめてほしい」と話していました。