比例5議席、京都選挙区で勝利を 共産党・倉林候補が第一声
参院選が4日、公示されました(21日投開票)。日本共産党の井上さとし参院比例候補、倉林明子参院京都選挙区候補は京都市中京区の事務所前で第一声を上げ、「比例5議席獲得し、京都選挙区でも勝たせてほしい」と訴えました。同党の京都府・市議全員と後援会員ら200人が集まりました。
井上候補は自らの政治の原点である被爆2世として「核兵器をなくしたい、二度と被ばくを許さない」と決意してたたかってきたと紹介。「原発をとめるため、まだやることがあります。3期目に押し上げてください」と訴えました。
また、安倍政権がアベノミクスで大型公共事業開発を推進する代わりにゼネコンに政治献金を求めていたことが明らかになったと指摘。「復興予算の流用問題などを一貫して国会で追及し、反対してきたのは日本共産党だけ。私も決算委員会で追及した。新しい国会でこの問題に取り組ませてほしい」と強調しました。
倉林候補は、ブラック企業が社会問題となり、非正規雇用が当たり前となっていると指摘し、「大企業の内部留保を活用すれば、賃金が上げられます。サービス残業やめさせ、過労死をなくす。働く人の懐が潤ってこそ景気がよくなる。雇用を守っていく」と決意を表明しました。
また消費税増税、憲法改悪、TPP推進などの悪政をストップし、原発ゼロを進めるなどとのべ、「京都の代表として国会に送り出してください。全力でがんばります」と訴えました。
渡辺和俊京都府委員長、穀田恵二衆院議員らがあいさつしました。