京丹後市長・府知事はレーダー設置容認するな　府庁前緊急アピール行動

　京丹後市経ヶ岬に米軍レーダー（Ⅹバンドレーダー）基地が設置される問題で１日、中山泰京丹後市長と山田啓二京都府知事が同日に会談することに対し、基地設置反対の緊急アピール行動が府庁前で行われました。「米軍専用レーダー基地の設置の撤回を求める京都府民の会」の呼び掛けによるもの。
　会談は、前日に急きょ午前11時に予定と公表され、この日になって夕方に変更されました。
　アピール行動で同「会」の戸田昌基事務局長は、地元地域の住民説明会で防衛省が、レーダーの電磁波の影響、米兵の犯罪、攻撃対象になる可能性など、「住民に納得のできる説明は何１つしていない」と指摘。「すでに防衛省は、基地設置のためのボウリング調査にも動き出しているが、とんでもない話だ。私たちは基地設置を認めない」と訴えました。
　参加者らは「米軍基地はいらない」「基地設置を容認するな」とシュプレヒコールしました。