第41回下京母親大会 第41回下京母親大会が5日、下京区のつくば開成高校で取り組まれ約60人が参加。消費税増税や憲法改悪反対、知事選勝利などを盛り込んだ大会アピールを採択しました。
 1部は手作りケーキや弁当、地元商店の和菓子、文房具などの販売、2部は新婦人の小組によるフラダンスのミニ公演、「どうなる?わたしたちの暮らし」と題した岡田知弘・京都大学大学院経済学研究科教授の講演、各団体の活動報告が行われました。
 岡田教授は、消費税は低所得者ほど苦しむ「格差拡大税」で、価格に転嫁できない中小企業にとって「廃業促進税」であると批判し、消費税増税反対などの共同拡大の必要性や、命を基本とした母親運動の歴史的意義を強調。主体的に地域から運動を起こしていくことが大切だとして、明治の自由民権運動家・植木枝盛の言葉「未来がその胸中にある者を青年という、過去がその胸中にある者これを老年という」を紹介しました。