老朽化したドア、府が改修へ 八幡男山府営団地
八幡市男山雄徳の京都府営住宅の玄関ドアが老朽化し開閉しにくくなっていましたが、このほど府は「ドアの修理は住民の負担で」とする当初説明を改め、府の責任で不具合の原因となっていたドア枠のゆがみを改修しました。
建築後約40年となる同団地では、住民から「力いっぱい入れないとドアが閉まらない」「閉めると大きな音がして近隣に遠慮してドアの開閉を控えていた」などの声が多数出されていましたが、府は「ドアの補修は住民負担」と説明していました。府が住民に示した「修繕負担区分について」では、共同施設の壁、床、柱、はり等の主要構造部、給水、排水、電気施設は府が修繕し、「それ以外は入居者負担」としています。ところが、八幡市管理の府営・市営住宅、都市再生機構(UR)などの公共住宅では、ドアの修繕は入居者ではなく貸し主の責任で行っています。
6月に日本共産党の山本邦夫市議、浜田良之府議が現地調査を行い、住民の要望を聞き取り。これを受けて府議会建設交通委員会で馬場紘平府議が改善を求めていました。(Y)