バイバイ原発パレード 「ふしみ原発ゼロパレードの会」が毎月行ってきたバイバイ原発ふしみパレードが11日、「20134年もみんなで歩こう!!」と呼びかけられました。
 この冬一番の冷え込みの中、伏見港公園に約50人が集まり、中書島商店街や龍馬通りや大手筋商店街を経由して御香宮まで元気にパレードしました。参加者は「原発は日本にいらない。世界にもいらない」、「再稼働はやめろ」や「安倍首相は原発輸出するな」などのシュプレヒコールや「原発いらない」の替え歌を大きな声で唱和しながら、観光客や買い物客で賑わう商店街でアピールしました。ラッパ、鈴や太鼓など鳴り物入りで「やっぱり原発は0にします」、「日本を取り戻す原発の無い日本を」、「わかった、ほなもう原発やめたるわ by 晋ちゃん」、「今年こそ原発ゼロでかんぱ~い」や「命どう宝」などと書かれた思い思いのユニークなプラカードを掲げての行進に、沿道から手を振ったり声をかける人など大きな反応がありました。
 パレードに参加した伏見の山本眞理子さんは「ドイツではすでに100%原発に頼らず全て天然発電に切り替えた街があるのに。やろうと思えばやれるんです。(日本政府など)やる気がないんですよ! まったく!」と憤懣やるかたなしと話していました。
 行進のスタート前に行われた集会では、知事候補の尾崎望さんからのメッセージが読み上げられました。メッセージは「3.11の惨害がいまだに収束もしていないのに原発再稼働と輸出の道を進もうとしています。『ひと・いのちが輝く京都』の実現には、原発の即時停止、再生可能エネルギー利用の具体化が欠かせません。そのために『めざせ再生可能エネルギー100%京都!地域づくり条例』の制定を目指し、自治体との協力・住民参加・雇用喪失をはかり地域の再生にもつながるよう、府民の皆さんとともに尽力しる決意です」との連帯する内容で大きな拍手が寄せられました。
パレードに参加した日本共産党の石村和子3区代表と赤阪仁前市会議員も終着御香宮神社まで元気いっぱい完歩しました。(仲野)