秘密保護法必ず廃止に! 御所南ピースウオーク
81回目となる御所南ピースウォークが29日行われ、10団体31人が参加しました。
新婦人中京支部作成の新しい横断幕を掲げて、「自民党の改憲草案反対!」、「沖縄にも京都にも米軍基地はいらない」、「生活を破壊する消費税増税反対」などと訴え、御所南地域を歩きました。
デモ終了後の集会では、自由法曹団京都支部の高山利夫弁護士が、特定秘密保護法の廃止の動きの広がりや日本国憲法の掲げる平和主義について報告。「同法廃止を求める動きの広がりは、同法がひどい悪法であることの裏返しでもあります。報道の自由を制約して国民の知る権利を脅かし、ひいては議会制民主主義、国民主権を破壊する法律は必ず廃止にしなければなりません」と訴え。安部政権が従来の専守防衛の立場から、米国とともに戦争できる国へと軍事戦略の転換を謀り、積極的平和主義と強弁していることについて、「この表現は、本来、非軍事的手段で平和を実現していこうという日本国憲法の立場を表すものです。このような政権の危険な動きをくい止めるため、選挙を通してしっかりと意思表示をしていきましょう」と呼びかけました。
京建労中京支部から、府知事選に向け、2・21府民大集会への参加を呼びかける取り組みが紹介されました。(鰺坂)