伏見ふれあいユニオン 「伏見ふれあいユニオン」の第10回の総会が23日、伏見地区労事務所で開催されました。同ユニオンの板東利博代表は「春闘真っ最中です。財界は自分達が儲かればよいと考えているが、私たちは知事選に勝利して“日本で一番働きやすい京都”をめざしています」と挨拶。来賓の梶川憲京都総評事務局長は、今春闘の3つの柱として△最低賃金の保障と消費税増税、年金削減や社会保障削減などをやめさせる闘い△中小業者さんも含めて生業が成り立たせる協同の春闘△組合仲間を増やす闘いをあげ、「伏見ふれあいユニオンは地域の核となって発展させて欲しい」と激励しました。
 同ユニオン事務局代表の香川裕一さんが1年の活動報告と方針が提案。とくに同ユニオンが地域に根ざした組合として、伏見地区労と共に東北支援や暮らし相談会、大学生への就職ガイダンスなど多様な企画がますます重要になっていると意義を強調しました。また伏見ユニオンとして最大の課題は組織拡大だと述べ、17人で発足し、今現在228人に発展したことを紹介。昨年京都総評が初めて取り組んだみやこメッセでの「ユニオンUP2013」での取り組みで4人を仲間に迎えた経験などの経験を生かし、「来年まで300人の組合員にしよう」と呼びかけました。
 討論では「全国的にも京都府下においてもこの伏見ふれあいユニオンは労働運動の先進であり、モデルユニオンとしての役割をはたしている」(梶川事務局長)、「月1回のふれあいティータイムやさまざまな企画がとても楽しく明るいし励みになっている。ここに来ればいろんな職種・業種の人がいて視野が広がり元気もでてくる」(保育士)、「機関紙の定期発行と配布、そして組合費の納入などがきちんと行き届いていることが大事であり、発展を支えている」などや各種の文化的な取り組みへの補助の問題、なんとしても新しい仲間をたくさん迎えることなど積極的な発言がありました。
 第2部は恒例の餅つき。できたてホヤホヤのお餅に黄粉、醤油、あんこなど付けてみなさんお腹いっぱいになるまで美味しくたべました。道行く人にも振る舞っての楽しい餅つきでした。最後はティータイムでホットコーヒーをいただきながら全員が自己紹介と職場や趣味、夢をかたりあい互いのきずなを強めました。(仲野良典)