原発ノーの知事実現を 被災地出身の学生がキンカンでエール
脱原発をアピールする“キンカン行動”が14日夕、京都駅前の関西電力京都支店前で行われ、市民ら150人が参加しました。
原発事故後、福島県郡山市から長野県に自主避難し、京都の大学の通信制で学ぶ笠原ゆかりさん(32)が、ようやくはじまった自宅付近の除染申し込みの現状や郡山市の実家ではガイガーカウンターが鳴り続ける実情などを紹介。「事故前は一般人が許される放射線量は1ミリシーベルトでしたが、国は20ミリシーベルトまで大丈夫だと引き上げました。私はそれを知って避難を決めた。先が見えない、終わることがないのが原発事故。再稼働なんてとんでもない。何も解決していない現実から目をそらさないで」と訴えました。そして原発ノーを呼びかける尾崎候補への期待を込め「京都のみなさん頑張って下さい」とエールを送りました。