国領の獄死時の話に涙と怒り 国領会10周年記念集会
国領五一郎を顕彰する京都の会結成10周年記念集会が21日、上京区のルビノ堀川で行われ、各界の代表54人が参加しました。
国領五一郎の甥、国領薫・トシ子夫妻が参加し、獄中の国領五一郎と面会した時の話や獄死して遺体が家に運ばれた時の様子など、初めて聞くリアルな内容に、会場では思わず涙する人もあり、権力者に対する怒りの声がわき上がりました。
集会では、日本共産党京都府委員長の渡辺和俊氏、穀田恵二衆院議員、倉林明子参院議員、西山登紀子前参院議員、谷口善太郎を語る会の松尾隆司、伊藤哲英、藤本貞子の3氏、山宣会の宮城日出年、河上肇記念会世話人の山本正志、京都総評議長の吉岡徹、民青京都府委員長の小林聡、国民救援会京都府本部長の大平勲、治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟京都府本部長の岡本康らの各氏が挨拶。同党の迫祐仁、浜田よしゆき両府議、蔵田共子、玉本なるみ両京都市議がいっせい地方選必勝の決意を表明しました。
なお、記念集会の前に第8回総会を開き、会長に若宮修氏を選出。前会長の梅田勝、穀田恵二、姫野純也の3氏を顧問に選びました。