許せない小泉首相の靖国参拝 乙訓革新懇が緊急宣伝
乙訓革新懇は8月15日、阪急長岡天神駅前で小泉首相の靖国参拝に抗議する緊急宣伝に取り組み14人が参加しました。
佐藤新一乙訓地労協議長、水野喜志彦年金者組合乙訓支部長、野村みのる元府会議員、梅林照夫乙訓革新懇事務局長、杉本猛退職教職員乙訓支部事務局長、日本共産党の藤本秀延、山田千枝子両市会議員が次々とマイクを握りました。
終戦記念日とあって抗議ビラ300枚はすぐになくなり、対話もはずみました。駅の近所に住む81歳の男性は、シベリアに抑留された体験をとつとつと話しながら、「私もビラを配ります」と宣伝に参加。ビラを熱心に読む通りがかりの80歳ぐらいの年配の人に「おたくも戦争に行かれたんですか」と声をかけると、「南京にいってた。人を殺した。戦争はアカン、絶対やらんようにしてくれ。小泉の実家は鹿児島で、わしは遠縁にあたるんや。あの男は冷酷な男や。自分のことしか考えん男や」と話しました。
またもう1人のお年寄りは、ビラがほしいと寄ってきて「わしは3年、戦争に行っていた。東京やったけどビンタばっかりくらっていた。京都出身いうと、田舎もんやなといって殴られた。戦争は絶対やったらあかん」とくり返しました。たくさんの市民のなかに、戦争の記憶や靖国神社に参拝した小泉首相への憤りが感じられた宣伝でした。(梅林照夫)