20060826-03.jpg 京都市の犯罪・不祥事問題について、京都市職員労働組合(池田豊委員長)による緊急報告集会が25日夜、京都市中京区内で行われ、市民ら約180人が参加。池田委員長が一連の犯罪・不祥事について説明するとともに、市民と共同して不正のない京都市政をつくっていく決意を訴えました。 池田委員長は、覚せい剤使用や生活保護費着服などの犯罪行為が続発する背景について、選考採用の中で採用権が一部運動団体に委ねられる下、公務員の資質や適格性に欠ける人物が採用されてきたことが最大の要因と指摘し、市職労として93年以降毎年の春闘要求書で一般公募型への改善を求めてきたことを紹介。自治体労働組合として犯罪・不祥事のない本来の市政を取り戻すために、全戸配布による市民アンケートなどを活用しながら、「多くの市民・団体と共同して、市政刷新、改革の運動を積極的に進めていきたい」とのべました。
 集会では、日本共産党の井坂博文京都市議が市議会の集中審議の特徴について報告しました。