京都市「解同」の圧力を隠ぺい 共産党市議団が批判
京都市職員の犯罪・不祥事が続発している問題で、日本共産党京都市議団(山中渡団長、20人)が5日、中京区のハートピア京都で、この問題についての「市政報告会」を開き、市民ら130人が参加しました。
山中団長が開会あいさつし、井坂博文副団長が、この間の経過や、各常任委員会での集中審査と連合審査で明らかになった問題などについて報告しました。
井坂議員は、桝本市政10年でいっそう拡大された犯罪・不祥事と、今も続いている「解同」幹部らの特別扱いの実態を告発。党議員団の調査と追及で、不正常な実態や圧力を隠ぺいする市の体質が表面化したことを紹介しました。
また、自民や公明、民主の与党議員が「共通して市長の責任は追及しない」姿勢をとったことを批判。日本共産党市議団として、今後の調査特別委員会でも徹底調査と原因究明を行い市長の責任を追及する決意をのべ、「市長辞任を求める決議やデモなど市民の力と連携してがんばります」と語りました。
成宮まり子参院京都選挙区候補が参加し、「この問題でも市民の立場に立つ日本共産党を大きくすることが求められていると感じました。みなさんとともにがんばります」と訴えました。