教基法改悪反対 宇治などで教組ら宣伝
教育基本法改悪をめぐる情勢も安倍晋三氏が自民党の総裁になり、開口一番に教基法改悪と5年で憲法改悪をめざすと言明し、一気に緊迫度を増しています。宇治市の近鉄大久保駅で22日、宇治久世教組と府高教組南山城ブロックの20人ほどの先生が、帰路に就く人々に教基法反対の訴えやチラシ配布、署名活動を展開しました(写真)。大きな幟や横断幕にプラスターも並べられてマイクでの訴えです。「教育基本法を改正して、日本中のすべての子どもたちに国を愛する態度の育成を強制し押しつけることが許されることなのでしょうか。自然に自主的な愛国心ではないのです。それは憲法9条を改めて、世界のどこででも戦争できるようにし、子どもたちに戦争を支える人づくりをめざすものです」などと強く訴えました。22日は京都市の四条河原町や伏見区大手筋などでも教組を先頭に宣伝行動が展開されました。(仲野良典)