京都まつりに2万人 07年2大選挙勝利へ熱気
07年参院選、いっせい地方選での日本共産党の勝利・躍進をめざす「2006京都まつり」(同実行委員会主催)が24日、京都市左京区の宝ケ池公園一帯で行われ、2万人が参加しました。
中央舞台での記念集会では、渡辺和俊府委員長が井上さとし参院比例代表候補(参院国対委員長)、成宮まり子参院京都選挙区候補と穀田恵二衆院1区候補(衆院議員・国対委員長)ら衆院小選挙区候補5人をはじめ、当面の中間地方議員選、いっせい地方選の候補者計97人を1人づつ紹介。駈け付けた市田忠義書記局長とともに舞台上に勢ぞろいし、参加者から大きな声援を受けました。
記念講演で市田書記局長は、自民党の安倍晋三新総裁が政権公約に掲げる改憲、教育基本法改悪の危険な動きを批判するとともに、5年間続いた小泉自公政治による大増税と社会保障切り捨て、格差と貧困の拡大を告発。民主党について、小泉内閣誕生の時に党首が「改革を応援する」と表明したことや企業献金、政党助成金がらみの党であることなどの事実を示して、「自民党に対する政治的な対抗軸がない」と批判しました。
日本共産党が憲法・教基法の改悪阻止の先頭に立ち、内政、外交のゆきづまりを大本から打開する確かな方針、綱領をもつ政党だと紹介、「選挙の争点は、与党の過半数割れにあるのではなく、自民党政治を大本から変える確かな野党、日本共産党の前進にある」と訴えました。そして、「参院選で井上候補をはじめとする比例5議席の獲得、成宮候補の勝利を必ず。選挙に勝利する大きな党をご一緒につくりましよう」と呼びかけました。