ベアテ・ゴードンのデジタル絵画を展示 山科区の高谷さん
「山科・九条の会」会員で、美術を通じて平和のメッセージを発信している主婦の高谷早知子さん(64)が、京都市東山区の「ぎゃらりぃ西利」で11月1日から7日まで開かれる、コンピューターを使った絵画や写真の展示会「dpi展」(主宰・秋山哲男滋賀大学名誉教授)に、GHQ憲法草案に女性の人権条項を書き込んだベアテ・シロタ・ゴードンをモチーフにした絵画を展示します。
高谷さんは、ベアテの顔を描いた6点を展示。うち1点は顔をガラスのような色で表わすことで憲法が改悪の危機にあることを警告し、ベアテの髪の部分に女性の横顔の輪郭を重ねて「憲法を守りたい」との女性の〝叫び〟を表現しています。高谷さんは「憲法について考えてもらう手助けになれば」と話しています。
無料。ぎゃらりぃ西利TEL075・525・5111。