今日から秋の古本まつり 百萬遍知恩寺
古本供養から始まり、日本古書業界で唯一、欧米式オークションを行うことでも知られる百萬遍知恩寺(京都市左京区)での第30回秋の古本まつり(同実行委員会主催)が1日から5日まで行われます。
オークションは、1日・3日・4日の下見期間を経て、5日午後1時半から、阿弥陀堂内で行われます。堂本印象の絵画のほか、『雨月物語』の著者・上田秋成の書、谷崎潤一郎著『蓼喰う蟲(たでくうむし)』の初版本、歌舞伎役者のアルバム、明治時代の京都の絵葉書、戦時中の文献・資料など約200点が出品されます。
30回を記念して立命館大学能楽部による舞囃子・仕舞が行われるほか、製本作家・世儀義夫氏による連続講座「本の病院」、古本供養を済ませた本によるチャリティオークションなども取り組まれます。
各企画、日時は次の通り。
【舞囃子・仕舞】2・3日、午後2時
【古本供養】1日9時15分
【秋の集い十夜法要】1日午後1時
【本の病院】1日~5日、午前11時半・午後2時半
【チャリティオークション】1日午前11時、3日正午、4日午後1時
問い合わせ先(期間中)TEL075・724・1084(同実行委員会)。